人形劇のお弁当

日本人形劇地図の情報広場の更新状況や人形劇関連の情報がたくさんあります。

人形劇、パネルシアター、紙芝居、マジックエプロン、童話、のぞきからくり、絵本の読み聞かせ、人形パフォーマンス、ストーリーテリング、絵話などの情報もてんこ盛り!

日本人形劇地図の情報広場11月更新記事

 

JPA11月動画:世界を救った天狗

 

群馬:赤ちゃん絵本のおはなし会 10/23

 千葉:とよたかずひこさんが紙芝居 11/1

石川:小松の湧泉寺事件 紙芝居に 11/2

東京:絵本読み聞かせ&スペシャルトークショー 11/3

石川:夢を追いかける紙芝居 11/3

 

埼玉:人形劇「ふしぎ駄菓子屋銭天堂」

日時:113日(日)10301400

場所:大宮ソニックシティ(さいたま市大宮区桜木町1-7-5

費用:無料

定員:各回450名。全席指定。

対象:どなたでも、ただし小学生以下は保護者同伴。

問い合わせ:一般財団法人 埼玉県教職員互助会048-830-6706

 

大阪:兵士の帰還 11/4

大阪:紙芝居屋のおじさん 11/4

大阪:舞台準備の後に 11/8

大阪:木のおもちゃで遊ぶ 11/8

大阪:体験プロジェクト 11/8

大阪:下駄占いの起源 11/9

東京:親子で楽しむ!紙芝居と講習会 11/9

神奈川:編集者招き紙芝居を学習 11/9

千葉:子どもや保護者に絵本の魅力を伝えよう 11/10

 

愛知:絵本と音楽のやさしい時間

日時:1110日(日)1100-1200

場所:半田市立図書館(半田市桐ヶ丘4-209-1

対象:未就学児、親子、幼児の家族、絵本に関心のある方。

料金:無料

募集:30名(抽選)

申込:半田市立図書館(0569-23-7171

 

大阪:韓国の伝説と神話 11/10

大阪:コミプラ出張おはなし会 11/12

大阪:熊女伝説とは 11/13

大阪:トナカイたちの一日 11/15

熊本:こども本の森で「絵本の読み聞かせ」 11/15

大阪:プレゼント工場の秘密 11/15

千葉:大久保のすし店で大人の紙芝居 11/15

 

京都:第35回くぐつ忌

日程:1115日(金)1300

場所:紫雲石 西雲院

京都市左京区黒谷町121TEL075-771-3175

会費:3000

 

東京:こども芸能体験ひろば in 新宿

日時:1116日(土)A 13:0014:00、B 14:4015:40

会場:芸能花伝舎(新宿区西新宿6-12-30

参加費:無料(要事前申込み/応募多数の場合は抽選)

対象:小学生(定員:各2535名)

詳細、申込み方法:https://kakeru.geidankyo.or.jp/event/50/

 

大阪:ミュージカル紙芝居パペットシアター「ぼくは、いのちをつむいでく。」

日時:1118日(月)1030

場所:学校法人子宝学園子宝幼稚園

堺市西区上野芝向ヶ丘町6-15-6

 

大阪:うんちの旅 11/18

岡山:中学生が 歌や紙芝居を披露 11/19

東京:詩人の谷川俊太郎さん死去 11/19

大阪:山岳信仰と伝説 11/20

山形:盲学校でYBCアナウンサーが絵本の読み聞かせ 11/20

大阪:夢の中の創造力 11/21

 

岡山:人形劇「ふしぎ駄菓子屋銭天堂」

日程:1123日(土)1400

会場:美作文化センター(美作市湯郷826-4

チケット:大人1,500円、子ども1,000円(3歳から中学生)。

問い合わせ:教育委員会 社会教育課0868-72-1113

 

大阪:弓矢体験や竪穴住居での紙芝居 11/24

 

大阪:秋季特別展「紙芝居の歴史と阪本一房」

日程:1124日(日)まで

時間:930-1515

場所:吹田市立博物館

観覧料:大人200円、高大生100円、小中生50円。

 

大阪:深夜のコンビニで見た 11/25

千葉:生きがいの街頭紙芝居 11/26

東京:英語の絵本の「読み聞かせ」が楽しくなる 11/26

大阪:夢太郎の冒険 11/27

東京:ハンズフリーで読み聞かせるサービス 11/27

大阪:新しい趣味に挑戦 11/28

広島:ヒロシマ復興の情熱「紙芝居」に 11/28

 

京都:子どもの可能性を広げる絵本の読み聞かせイベント

日時:1128日(木)10:0011:30

場所:市民交流プラザふくちやま

参加費:無料

受付組数:10組様限定(応募多数の場合は抽選となります)

対象年齢:0~未就学児、兄弟・姉妹での参加も大歓迎。

 

大阪:真夜中の公園の囁き 11/29

愛知:大切な絵本預かり学生らが修理 11/30

静岡:教育紙芝居の魅力知って 11/30

神奈川:大学生が絵本読み聞かせ 11/30

 

神奈川:イベント「えほんとふれあおう」

日程:1130日(土)10001100

場所:緑図書館(横浜市緑区十日市場町825-1

参加:無料

定員:各回先着12

申込・問い合わせ:、緑図書館の窓口045・985・6331

 

東京:「大人のための伝統文化・芸能体験事業」 11/30開催(申込締切:10/30

日時:1130日(土) 13:3017:15

会場:玉川区民会館(世田谷区等々力3-4-1

参加費:無料(要事前申込み)

対象:18歳以上(定員80名)

詳細(申し込み):https://kakeru.geidankyo.or.jp/event/49/

 

東京:ひらけ!絵本」

日程:124()10:0014:30

場所:世田谷文化生活情報センター

対象:0歳~2歳、3歳~6歳の未就学児とその保護者

参加費:21組で1,000

定員:15組程度(先着順)

問合せ:世田谷パブリックシアター学芸03-5432-1526

 

東京:大人のための伝統文化・芸能体験事業

日時:1214日(土) 15:3017:15

会場:宝生能楽堂(文京区本郷1-5-9

費用:無料(要事前申込み)

対象:18歳以上(定員:340名/うち、抽選で30人のみ体験)

応募方法など詳細:https://kakeru.geidankyo.or.jp/event/58/

 

京都:大原めいの人形語り「ハゲタカの星」

日程:1221日(土)13001500

場所:京都府立文化芸術会館

京都市上京区河原町通広小路下ル東桜町1

主催:京都人形劇センター080-3821-9543(江村)

 

提供:人形劇トムテ


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京都:子どもの可能性を広げる絵本の読み聞かせイベント

日時:1128日(木)10:0011:30

場所:市民交流プラザふくちやま

参加費:無料

受付組数:10組様限定(応募多数の場合は抽選となります)

対象年齢:0~未就学児、兄弟・姉妹での参加も大歓迎。

 

神奈川:大学生が絵本読み聞かせ 11/30

 

by 人形劇トムテ


真夜中の公園の囁き

 

ある夜、いつも友だちとたむろしていた公園があった。別に大したことない普通の公園なんだけど、真夜中に行くと、「なんかゾクッとする」ってみんな言ってたんだ。だから、ちょっとした肝試しみたいな感じで集まることにした。

 

友だちのタケルとリサと俺の三人で。夜も深くなると、辺りはすっかり静まり返って、公園には俺たち以外誰もいないように見えた。少しずつ恐怖が増してくる中で、タケルが「なんか聞こえるぞ」とか言い出して、耳を澄ましてみた。確かに、風に乗ってどこからか小さな囁き声が響いてくるんだ。

 

でもよく聞くと、それは言葉にはなっていない感じで、ただただ不気味だった。怖がりながらもその声の方に歩き出したら、リサが「やめようよ、絶対に変なことになるって」と言い出した。

 

でも、好奇心には勝てなくて、結局その声の正体を確かめに行くことになった。声を追っていると、どんどん公園の奥の方に誘われていって、街灯の少ない薄暗い場所に辿り着いた。

 

そこで突然、囁き声がはっきりして「助けて…助けて…」と繰り返しているのが聞こえた。震えながらその声の方向を見てみたら、古びたブランコがゆっくり揺れていた。

 

もちろん誰もいないのに。おかしいなと思って近づいた瞬間、急に背後から誰かに肩を叩かれたんだ。びっくりして振り返ったら、そこには誰もいない。もう一度振り向くと、ブランコの上にはなんと白いワンピースを着た女の子が座っていた。

 

彼女は、じっとこっちを見つめていたんだ。彼女の目は暗闇の中でも妙に光っていて、何かを伝えようと唇を動かすんだけど、声になっていない。逃げようと思った瞬間、足が地に着かず、重い石みたいになってしまっていた。

 

もう完全にパニックになって、ようやく声を振り絞ってタケルとリサに「逃げよう!」と叫んで、その場を走って離れた。そこからようやく足が動き出して、二人も慌ててついてきた。

 

走ってる最中、何度も後ろを振り返ったけど、例の女の子は姿を消していて、代わりにまたあの囁き声だけが風に乗って、聞こえてきた。「帰らなきゃ…帰らなきゃ…」と。

 

その公園にはもう絶対行かないって三人で誓ったんだけど、あの夜のことは今でも鮮明に夢に出てくるんだ。あの女の子、一体誰だったんだろうって思うけど、もう確かめたくもない。しばらくして、タケルがネットで怪奇現象の話を調べ始めたんだ。

 

彼はその公園について、過去にそこで少女が事故で亡くなったという記事を見つけた。どうやら、その子は夜になると自分の存在を求めて彷徨うらしい。しかも、その記事の時期とあの夜に見た女の子の姿が一致してるみたいで、俺たちは偶然じゃ済まされないと悟った。

 

それ以来、公園のことを忘れようとしたけれど、どうしても気になってしまう。夜になると、やはりあの囁き声が頭の中にこだましてきて、夢にまで現れるんだ。「帰らなきゃ…帰らなきゃ…」と。

 

そのたびに背中が冷たくなって、自分が本当に誰かに追われてるような気がしてたまらなくなった。話すのも怖いけど、あれ以来公園には本当に近づけなくなった。友だちとも、あの夜のことは話さなくなった。暗黙の了解みたいに、秘密になった。

 


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