人形劇のお弁当

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ストーリーテリングのコツ

 

ストーリーテリングは、単なる言葉遊びではなく、聞き手の心を動かし、共感を得られるコミュニケーションの力です。ここでは、ストーリーテリングのコツと楽しさについて、いくつかのポイントを踏まえてご紹介します。

 

まず、聴衆を意識するということです。誰に語りかけるのか、聴衆の年齢層や興味関心を把握し、内容や表現を調整することが重要です。子ども向けの物語であれば、分かりやすい言葉やユーモアを交え、大人向けであれば、より深いテーマや複雑な人物関係を描くなど、聴衆に合わせてストーリーを組み立てます。

 

話す前に、よく構成を練っておきましょう。一般的にストーリーには、起承転結が必要です。導入部分で聴衆を引き込み、展開部分で興味を維持し、クライマックスで感動を与え、結末で余韻を残すように構成します。

 

また、五感を刺激することを意識しておきましょう。視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚などの五感を刺激するような表現を用いることで、聴衆の想像力を高め、ストーリーへの没入感を高めることができます。

 

語り部であるストーリーテラーは、登場人物に感情移入させるように話します。登場人物一人ひとりに個性を与え、感情や行動の理由を明確にすることで、聴衆は登場人物に感情移入し、ストーリーに共感しやすくなります。

 

もし、自分に同じような経験があれば、活かす工夫をします。実際に経験した出来事や、自分の感じたことをストーリーに織り込むことで、よりリアルで説得力のある物語になります。

 

ストーリーテリングの楽しさは、聴衆の反応を見る、想像力を発揮する、人と繋がるなどがポイントです。「聴衆の反応を見る」は、聴衆が興味深く聞き入っている様子や、感動して涙を流している姿を見ると、語り手としても大きな喜びを感じることができます。

 

「想像力を発揮する」は、ストーリーテリングは、自分の想像力を自由に発揮できる場です。現実では不可能なことも、物語の中では自由に表現することができます。「人と繋がる」は、ストーリーテリングは、人と人との繋がりを深めるコミュニケーションツールです。共通の物語を共有することで、共感や信頼関係が生まれます。

 

最後に、ストーリーテリングは、コツを掴めば誰でも楽しく行うことができます。聴衆のことを意識し、構成を練り、五感を刺激するような表現を用いることで、聴衆の心を動かすストーリーを作り上げることができます。

 


UFOを信じすぎた男

 

幼い頃から、星空を眺めるのが好きだった星斗。田舎の澄んだ夜空に輝く星々を眺め、その神秘に心を奪われていた。そんな彼が10歳の時、稲妻が光り輝くと同時に、夜空を横切る奇妙な光を見た。それは一瞬の出来事だったが、星斗の心に深く刻み込まれた。

 

学生時代、星斗は天文学を専攻する学生だった。しかし、大学で学ぶ天文学は、彼の求めていたロマンとは程遠いものだった。失望した星斗は、次第にUFOの存在を信じるようになる。図書館でUFOに関する書籍を読み漁り、各地で開催されるUFO講演会に足を運んだ。

 

そして、大学卒業後、星斗は会社員として働きながら、UFOの調査を続けていた。休暇を利用して全国各地を飛び回り、目撃者への聞き込みや撮影を行った。嘲笑する周囲の声にも耳を貸さず、彼は真実を追い求め続けた。

 

50代になった星斗は、UFO研究に全てを注ぎ込む。家族や友人との関係は次第に壊れ、孤独な生活を送るようになった。それでも彼は諦めず、調査を続けていた。

 

やがて70歳を超え、病に倒れた星斗は、最期の日々を病院で過ごした。意識が朦朧とする中、彼は再びあの光を見た。稲妻のような光と共に、夜空を横切る銀色の物体。それは、彼の幼い頃に見たものと同じだった。

 

星斗は安らかな表情で目を閉じた。彼の魂は、星々の彼方へと旅立っていった。星斗の死後、彼の膨大な資料は、UFO研究家たちの手に渡った。彼の執念が実を結び、資料の中からいくつかの貴重な発見があった。

 

しかし、彼の生涯が幸せなものだったとは言えないだろう。自分では幻想を追い求めていたと思えるし、功績も認められてはいない。星斗は、UFOという幻想に魅入られ、人生を捧げた。彼は真実を見つけたのか、それとも幻想に囚われたのか。その答えは、星だけが知っていた。

 

なぜに彼はこうもUFOを追求しようとしたのか。実は、彼が10歳の時に、UFOから人類の進化の重要なメッセージを受け取っていた。そのメッセージの解読に一生を捧げることになった。彼は、人類の進化の第一歩を踏み出した一人であった。

 


呪われた人形の事件簿

 

人形は子どもにとって遊び相手であり、大切な存在です。しかし、中には恐ろしい事件を引き起こしたとされる呪いの人形も存在します。ここでは、その中でも特に有名な事件をいくつかご紹介します。映画にもなっているものもいくつかある。

 

例えば、「ロバート人形」です。ロバート人形は、アメリカのフロリダ州に住む少年ロバート・ユージーン・オトーが所有していた人形です。ロバートは、この人形がしゃべったり、動き回ったりするなど、奇妙な現象を体験するようになります。

 

さらに、ロバート人形は家族に危害を加えると脅迫するようになり、一家は恐怖に陥ります。2019年、映画「ロバート 最も呪われた人形」にもなっています。

 

次は、「アナベル人形」です。アナベル人形は、アメリカの映画「死霊館」シリーズにも登場する人形です。映画では、ジョンが妻ミアのために用意した最高のプレゼント。それは貴重なアンティーク人形。

 

しかし、その人形アナベルをもらった喜びも束の間、ミアたちの幸福は一転して惨劇へと変わる。奇妙な現象が起こり始めます。人形が勝手に移動したり、謎のメッセージを残したりするなどです。2015年、映画「アナベル 死霊館の人形」になっています。

 

他に、「チャッキー人形」があります。チャッキー人形は、アメリカのホラー映画「チャイルド・プレイ」シリーズに登場する殺人人形です。この映画の影響で、実際にチャッキー人形を所有した人々が、奇妙な体験をしたり、不幸に見舞われたりしたという報告があります。

 

日本には、「お菊人形」があります。お菊人形は、日本の北海道にある萬念寺に納めて永代供養となっている。1918年、札幌で開かれた大正博覧会で、当時17歳だった鈴木永吉が、3歳の妹の菊子のために、おかっぱ頭の人形を買ってやった。菊子はそれを気に入って、寝床まで持って一緒に寝るほど可愛がった。

 

しかし、菊子は風邪が元で急死する。少女が亡くなった後、人形は奇妙な動きをするようになり、持ち主にも不幸が続いたことから、呪いの人形として知られるようになりました。なお、日本人形が登場する映画には、「怪談レストラン」、「恐怖人形」などがある。

 

近年、そこかしこで、AIが注目されています。AI人形・ミーガンが登場する。2023年、映画「M3GAN/ミーガン」もあります。「あらゆる出来事から子どもを守るように」とプログラムされた人形が登場します。

 

これらの事件は、いずれも科学的に証明されたわけではありません。しかし、多くの人々に恐怖を与え、語り継がれています。他にも呪いの人形は存在します。人形島 (メキシコ)、レッタ (東ヨーロッパ)、ハロルド (イギリス)などです。

 

これらの人形は、いずれも不気味な外見や、恐ろしい伝承を持っていることから、呪いの人形として恐れられています。呪いの人形のイメージからか、人形やぬいぐるみを、一切部屋に置かないという人もいます。一方、人形を抱いて寝ると安心という人もいます。

 

呪いの人形は不気味な動きをして、恐怖を醸し出します。中には、動いても怖くない人形があります。それは、人形劇の人形です。動いて喋れば愉快になり、楽しくもあります。逆に市松人形のような置き人形は、髪が伸びたり動いたりすると怖くなります。

 

実際、呪いの人形の真実は不明です。呪いの人形の存在は、科学的に証明されていません。しかし、人形にまつわる恐ろしい事件や伝承は、多くの人々に恐怖を与えています。人形は、単なる遊び道具ではなく、人の心身に強い影響を与える力を持っているのかもしれません。

 


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